【読書】泣きながらクスッと笑えて最後にほっこりする本
けっこうな窮地なのに、ついクスッと笑ってしまう。
開いたら、一気に最後まで読んでしまいました。
本を閉じたあとは、泣いて笑ってスッキリし、あとにはじんわりほっこり感が残ります。
自分は身に起きる困難な出来事を、どうしてもマイナスにしか捉えられなくて。
どうして自分ばかり?と考えがちで。
何度も何度も軌道修正をしながら生きています。
人に起きることは様々で、比較は出来ないですが、今悩んでる人に是非読んでもらいたいです。
車イスの母親と障害を持つ弟と暮らす日々を綴ったお話です。
価値観は人それぞれ。
だけど、こんなに色んなこと起きるかな、こんな乗り越え方あるのかな。
作者の心のツッコミが、なんとも爽快な気持ちにさせてくれます。
真っ直ぐ生きるって大切だなと思い出させてもくれます。
家族に心から愛され、愛せるってすごいことです。
私は自分の境遇により他人に心を開けず、ずっと距離感を保ったまま生きてきました。
心の扉が開くことはめったにありませんでした。
どこかでは分かって欲しいのに、怖さの方が強かったです。
だから1人が楽に感じてしまうんですね。
さらりと語られる内容には、かなりの苦しい出来事もあります。
これだけのことを乗り越えられる強さと柔軟さを持ちたいと思います。
今辛い人も、最近心が動いてないなと思う人にも是非。
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